ダブルバインドは相手からOKを引き出す確率をあげる
今回紹介するのは、NLPのテクニックである、
ダブルバインドについて解説します。
ダブルバインドは実践的心理学NLPの手法であり、
この手法を使うことによって、デートや旅行に誘うときなどに
相手からOKを引き出す確率が飛躍的に高まります。
具体的なダブルバインドの手法とは?
では、具体的なダブルバインドの内容について
解説していきます。
ダブルバインドは、二重拘束という意味を持つ心理学の手法です。
心理学の大家であるミルトン・エリクソンなどが用いた手法です。
二つの異なった意味のメッセージを相手に伝えることで、
そもそも潜在意識の中で前提をすり替えてしまう手法です。
少し難しそうに聞こえますが、覚えてしまえば簡単です。
デートに誘う際に使うダブルバインド
マッチングアプリで出会った女性と初めて会って話をしている状況です。
まだ出会ったばっかりで実際話をしてみて気があえば次のデートに
行くというシチュエーションだったとします。
女性はあなたと次のデートに行くかどうか迷っている
状況だったとします。
会話の中で次のようにもっていくのです。
男性「次のデートなんだけど、スペイン料理がいいかな?イタリア料理がいいかな?」
女性「えーっとどっちがいいかな。。」
この会話の前提では、「次のデートに行くか行かないか」という
話で無く、「デートに行く前提でスペイン料理なのかイタリア料理なのか」の
前提に話がすり替わっています。
この二つの異なった意味の選択肢を与えることで、
そもそもの前提をすり替えてしまうことをダブルバインドと言います。
更にもう少し話を複雑にして前提のすり替えを強固にします。
「でもスペイン料理だったらパエリヤ専門店もいい店があるんだよね」
こうなってくると、女性の心の中で
「スペイン料理で色々選べる店にするのか、パエリアが特に美味しい専門店にするのか、という判断」
になり、どの料理にするかの想像が女性の心の中に浮かんできて、
「デートに行く」ということが前提になっています。
女性がどう答えても「デートに行く」という話になっているのです。
あれこれ理由をつけて考えたことよりも、
頭の中で想像したことは潜在意識に浸透します。
このことで相手の話を受け入れやすくなります。
ダブルバインドをより成功させやすくするコツ
何気ない会話の中で織り交ぜること
露骨にやるよりもさりげなく会話の中に織り交ぜることが重要です。
以下に会話例を示します。
男性:「結構料理好きで家でパスタつくるんだよね」
女性:「そうなんだ。いいね」
男性:「だけど生パスタとかだとやっぱ店で食べるのが美味しいよね。
生パスタの美味しい店が候補が銀座と横浜にあってどっちも行ってみようと思ってるんだよね。」
女性:「生パスタかー。美味しそうだね」
男性:「次に一緒に行くとしたら銀座と横浜だったらどっちがいいかな?」
女性:「銀座と横浜か。どっちが近いかな。銀座かなー」
というような流れです。
露骨に「さあどっち」というよりはさりげない会話の中で、
デートに誘っています。
さりげなく会話に混ぜ込むことで女性の警戒心を取り除いています。
少し過剰な提案をする
少し過剰な選択を与えて、もうひとつの選択はそれよりハードル下げる
方法になります。
例えばあなたは女性と数回デートを重ねて次は旅行に
誘いたいと思っているとしましょう。
その際にこう誘います。
男性:「今度さ、旅行で沖縄とか行ってみたいよね?」
女性:「まだ付き合ってないし、いきなり沖縄はちょっと。。。」
男性:「じゃあ近場で温泉かな。箱根か草津どっちがいいかな?」
最初に距離の遠い連泊が必要な沖縄を提案することで、
「旅行に行くor行かない」から「沖縄に行くor行かない」に
前提がすり替わってます。
そして追加で近場の温泉という少し低いハードルの選択肢を
与えることによって、旅行に行くことへのハードル下げています。
このように少し過剰な提案をすることによってダブルバインドが、
効果を得やすい状況をつくりだしているのです。
今回は恋愛においての応用編でダブルバインドをご紹介しました。
実際にダブルバインドは催眠療法やカウンセリングのプロが使う手法です。
ビジネスの商談や仕事の会議などでも使える方法になりますので
そいうった場面で活用するのもいいでしょう。
マッチングアプリで実際に使ってみよう。
こういった恋愛テクニックは実践することであなたの
恋愛スキルになります。
マッチングアプリで出会った女性をメッセージでデートに誘う際にも
使えるテクニックになりますので是非自分のものにしてください。